SUPER GT第5戦インターナショナルポッカサッポロ1000kmの公式予選。GT300クラスは予想通り今季絶好調のSUBARU BRZ R&D SPORT(山野哲也/佐々木孝太/井口卓人)がポールポジションを獲得した。
まず全車が出走して上位13台に絞り込まれるQ1では、山野哲也が担当し、いきなりコースレコードを塗り替える2分01秒481を記録。2位にS Road NDDP GT-R(星野一樹)、3位にOKINAWA-IMP SLS(土屋武士)と続いた。一方ランキング首位のMUGEN CR-Z GT(武藤英紀/中山友貴)は98kgという重いウェイトハンデが影響し14位脱落。またGSR初音ミクBMW(谷口信輝/片岡龍也)も17位でQ1敗退を余儀なくされた。
続くQ2では、佐々木孝太がドライブ。途中、他車に引っかかるシーンも見られたが2分01秒693でライバルを圧倒し、今季4度目のポールポジションを決めた。2位にはS Road NDDP GT-R。ルーキーの佐々木大樹が頑張ったが、BRZとは0.8秒の差をつけられてしまった。3位にはExe Aston Martin(加納政樹/安岡秀徒)が入った。ここ2戦連続で優勝を飾っているARTA CR-Z GT(高木真一/小林崇志)は何とかQ2に進出したものの、Q2は8位に終わった。
ちょうど予選前に佐々木孝太のSGT参戦100戦達成(今回は103戦目)を祝う会がピットウォーク中に行われ、その記念すべき日にポールポジションを決めるという素晴らしい結果になった。
なお、今回は第3ドライバーとして井口卓人も参加しており、明日の決勝ではステアリングを任される可能性もあるなど、注目を集めている。
『記事:吉田 知弘』
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