7月13・14日に富士スピードウェイで開催されたスーパーフォーミュラ第3戦。実は、このレースは今年から始まる新ワンメイクレースの開幕戦もサポートレースとして行われ、注目を集めていたのが「GAZOO Racing 86/BRZ Race」だ。
トヨタとスバルの共同開発で生み出された新型FRスポーツ。2012年に販売が開始されて以降、現在は最も人気のあるクルマの一台になっている。通常のレーシングカーとは異なり、ナンバー付きの車両であることが条件。トヨタ・スバルの販売店で購入できる「TOYOTA 86 Racing」または「SUBARU BRZ RA Racing」の2車種が対象となり、基本的にはチューニングは一切禁止(サスペンションのみ指定のパーツに変更可)。
また前述にもある通り、ナンバー付き車両であることが条件となっているため、サーキットへ自走で行くことも可能。またレース終了後には自走で帰られる常態かをチェックしてくれる。そのため、アマチュアドライバーも必要なライセンスと参戦車両があれば、気軽に参加出来るレースなのだ。
こういったナンバー付き車両でのレースではNetzCupVitzRaceが有名だったが、今回はFRスポーツカーとグレードが上がり、Vitzより高いレベルでのレースを求めているドライバーにピッタリのカテゴリー。開幕戦となった今回の富士ではなんと80台を超える車両がエントリーした。
中にはSUPER GTで活躍する片岡龍也、織戸学など国内トップクラスのレースで活躍するレーシングドライバーから昨年までVitzRaceに参戦していたドライバーなど様々。もちろん、レース経験が浅いアマチュアドライバーも数多く参戦。また開幕戦のグリッドでは驚くことにレースクイーンを用意するチームも数多く見かけられレースの雰囲気を盛り上げていた。
今シーズンは富士スピードウェイを皮切りに全7戦が予定され、後半戦は鈴鹿サーキットやオートポリス、ツインリンクもてぎなどSUPER GTのサポートレースとして予定されている。
現地観戦に行かれた際には、新しく始まったワンメイクレースにもご注目いただきたい。
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