2013年のル・マン24時間耐久レースは全体の3分の2にあたる16時間が終了。総合トップは引き続き2号車アウディが守っており、早朝からドライブしているロイック・デュバルは4スティント目に突入。ラップタイムも3分24〜25秒を維持するなど、順調に周回を重ねている。
一方、小林可夢偉が参戦するLMGTE-Proクラスでは大きな動きがあった。ここまで少しずつピットインのタイミングを遅らせて全体のピット回数を削ってきたナイトセッション中にトップに立った92号車ポルシェ。2位の99号車アストンマーティンに1分15秒程度の差を築いて順調に走っていたが、15時間30分を過ぎたところでピットインするとクルーが慌ててマシンをガレージに戻し、緊急の修復作業。これで99号車が再びトップの座を手に入れた。
作業に時間がかかるかと思われた92号車だったが、すぐに修復を終えてコース復帰。現在はわずか30秒差でトップを猛追している。一気に逃げる立場となった99号車は現在ブルーノ・セナがドライブ中。ポルシェが追いついてくる前に少しでもリードを広げたいところだ。
また小林可夢偉が乗る71号車はトップから2周遅れのクラス6位。ここまで大きなトラブルもなく順調に周回を重ねている。現在はトニ・バイランダーがドライブを担当。まもなく可夢偉が登場する予定だ。
『記事:吉田 知弘』
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