2013年のル・マン24時間耐久レース。伝統ある1戦で見事ポールポジションタイムを記録した#2 アウディ R18 e−トロンクワトロのロイック・デュバルがアウディのリリースでコメントを発表した。
「昨日のタイムでポールポジションを守る事ができた。これでチャンピオンシップポイントも追加することが出来た。これはきっとシーズン終盤に向けて役立つことだろう。このレースではグリッドポジションは大きな意味をなさないとは思うが、一番まえからスタートできるほど良いものはない。ポールポジションをとれたことが本当に嬉しいよ。ただ昨日の時点ではマシンバランスは満足が行くものではなくて、2日目は再度合わせ込みを行い、かなり良くなったよ。予選終盤はコースコンディションも良くて、正直ポールポジションを奪われるかと思ったが、その座を守ることができた。ここまで計画通りに進んだよ。だから、このような最良の結果が出たんだ。」(アウディ リリースより)
初めてル・マンという大舞台でポールポジションからスタートするデュバル。相手はチームメイトであり2連覇中のアンドレ・ロッテラー/ブノワ・トレルイエ/マルセル・ファスラー組の1号車アウディ。もちろん手強いライバルではあるが2号車もル・マン優勝経験のあるトム・クリステンセン、アラン・マクニッシュがついており、劣っている箇所は全くない。
いよいよ日本時間の22日(土)22時00分にスタートする今年のル・マン。おそらくゴールまでの24時間、一瞬たりとも目が離せないトップ争いが展開されることだろう。その中で、デュバルは自身初のル・マン制覇を成し遂げることができるか?彼の走りから目が離せない。
『記事:吉田 知弘』
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