いよいよ予選がスタートした2013年のル・マン24時間耐久レース。小林可夢偉が参戦し注目を集めているLMGTE-PROクラスは初日からトップ7台が1秒以内にひしめく大接戦の展開となった。
日本時間の20日5時00分から行われた予選1回目。途中、他クラスのマシンがクラッシュしたことにより赤旗中断となり、コースの修復が間に合わないとしてそのままセッションは終了。この日の予選は1時間少々の走行となった。
クラストップはロブ・ベル/フレデリック・マコヴィッキィ/ブルーノ・セナが乗り込む99号車アストンマーティン。フリー走行ではおもったほど元気がなかったものの、予選ではきっちりと好タイムをマークし3分55秒658を記録。可夢偉のチームメイトでジャンカルロ・フィジケラ/ジャンマリア・ブルーニらが乗り込む71号車AFコルセ(フェラーリ)が2位に続いた。小林可夢偉/トニ・バイランダー/オリビエ・ベレッタ組の71号車は6番手タイムだが、彼らを含め上位7台は1秒以内にひしめく接戦。さらに赤旗の影響で本格的なタイムアタックができていないチームが多く、セッション終盤を担当する予定だった可夢偉も結局タイムアタックできずに予選1回目を終了した。
日本時間の20日深夜から21日早朝にかけて行われる予選2・3回目。WEC第1・2戦のアストンマーティンvsAFコルセ(フェラーリ)の勢力図にポルシェ勢も加わった三つ巴になっており、このクラスは最後の最後まで白熱したポールポジション争いが展開されそうだ。
『記事:吉田 知弘』
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