【INDY】2013第8戦テキサス:ウィル・パワー驚速PP!琢磨はトラブルでまさかのノータイム

©INDY CAR
©INDY CAR

2013年のIZODインディカー・シリーズ第は早くも8戦に突入。6月の5連戦第3ラウンドはテキサス州にあるオーバルコース「テキサス・モーター・スピードウェイ」が舞台となる。

今回も変則的スケジュールで現地時間の7日に予選、8日夜に決勝が行われる。2週間前のインディ500に続き、今年2回目となるオーバルコースでの開催。決勝グリッドを決める予選では今回もシボレーエンジン勢が上位を独占する展開となった。その中でも抜群の速さを見せたのがウィル・パワー(チーム・ペンスキー)。上位陣が48秒台(平均時速217マイル)に留まったのに対し、彼だけが47秒7960(平均時速219.182マイル)という桁違いのタイムを記録。開幕戦のセントピーターズバーグ以来となる今季2度目のポールポジションを獲得した。2位にはマルコ・アンドレッティ、3位にはライアン・ハンターレイと名門アンドレッティ・オートスポーツ勢が続いた。

©INDY CAR ©INDY CAR
©INDY CAR

日本期待の佐藤琢磨(AJフォイト・レーシング)は、予選前のプラクティスでキアボックストラブルが発生。早々に走行を取りやめガレージインを余儀なくされてしまう。チームクルーも懸命に修復作業を行ったが、予選アタックまでにマシンが間に合わず、まさかのノータイム。最後列の23番グリッドから8日の決勝レースに臨む。

注目の決勝レースは現地時間の8日20時40分(日本時間:9日午前9時40分)にスタートが切られる予定。琢磨の巻き返しに期待したい。

『記事:吉田 知弘』

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

この著者の最新の記事

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ページ上部へ戻る