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【鈴鹿ファン感】元WGP王者エディ・ローソンが来場!「この機会を与えてくれた全ての人に感謝したい」
- 2013/3/2
- モータースポーツファン感謝デー, 鈴鹿サーキット
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鈴鹿ファン感で走行するのは4輪車両だけではない。今回も1980年代のWGPで鈴鹿を駆け抜けたバイクが登場し、鈴鹿とゆかりのある名ライダーをお迎えしてのトークショー&デモ走行が行われた。
今回のゲストは元WGP王者で1990年の8耐ウィナーであるエディ・ローソン氏が来場。笑顔でファンの前に登場した。
本来はトークショーを行なってからデモ走行を行う予定だったが、時々雪が降るというあいにくなコンディションにより急きょ先にデモ走行を実施。まずは現役時代に使用していたヤマハYZRでゆっくりコースイン。当時のレースを思い出すかのように噛み締めながら東コースを周回した。その後メインストレートに戻ってくると、今度は用意されたホンダNSRに乗り換えて再びコースへ。今度はレーシングスピードに近い速さでメインストレートを駆け抜けた。
これにはグランドスタンドに詰め掛けたファンも拍手喝さい。デモ走行を終えてグランドスタンド前に戻ってくると手を振って声援に応えた。
そのままトークショーに参加したローソン氏は「このYZRは僕が1985年に使用していたバイクで、その時のマーキングもそのまま残っていた。あれから20年以上も経っているのに、レーシングスピードで走れる状態で保存されているのが凄く嬉しかった。もちろんホンダNSRも素晴らしい状態で、ここまでバイクをメンテナンスしてくれた両メーカーのスタッフと、このような機会をくれた鈴鹿サーキットに何度感謝しても足りないくらいだ。そして、この寒い中でも集まってくたファンに皆さんにもお礼を言いたい。本当に素晴らしい機会をありがとう。」と、熱く語っていた。
今年で開場51年目と長い歴史を持つ鈴鹿サーキットだが、レースに携わる全ての人と、そのレースを楽しみに来場するファンの情熱が絶えることがないから、今でも多くのドライバー・ライダーから愛されるサーキットなのだと感じた瞬間だった。
このローソン氏によるWGPバイクのデモ走行は明日も行われる予定だ。
『記事:吉田 知弘』
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