小林可夢偉がF1でシート獲得断念という報道から、少し寂しい2013シーズンになりそうな雰囲気が漂っていた国内モータースポーツ界。そこに一つ嬉しいニュースが飛び込んできた。
ヨーロッパのカートレースに参戦し、2011年にROTAX EURO CHALLENGEでシリーズチャンピオンに輝くなど、数々のタイトルを獲得している笹原右京(16歳)がフォーミュラ・ルノー・アルプスシリーズにユーロノバから参戦することが19日に発表された。
幼少の頃からカートを始め、2010年からはヨーロッパの各大会に参加。将来のF1ドライバー候補も数多く参戦しているレースでライバル打ち負かす活躍を魅せてきた。その実績が評価され、4輪ステップアップのチャンスを得た。
フォーミュラ・ルノー2.0はヨーロッパ各地をはじめ、北米でも多くのシリーズが開催されているジュニアフォーミュラ。小林可夢偉をはじめ現在活躍しているF1ドライバーの多くが、このカテゴリーを経験しており、まさに「F1の登竜門」のような存在だ。
元F1ドライバーの片山右京氏と同じ名前の笹原。ヘルメットも片山氏が現役時代に使用していたデザインがベースとなっている。今年4月に17歳を迎える笹原にとって今シーズンはF1への道が繋がる重要な挑戦になりそうだ。
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