2月1日(金)に新車発表を予定しているフェラーリが30日、先にマシンの名称を発表した。
当初の予想ではフェラーリの頭文字“F”と今年“2013年”を組み合わせた「F2013」になるのではないかと思われていたが、チームの公式サイトで発表された名称は「F138」だった。これは、2013年の下2桁と現行エンジンのシリンダー数(8気筒)を組み合わせたもの。来年(2014年)からの大幅なレギュレーション変更に伴い、現行の2.4リッターV型8気筒エンジンがF1で使用されるのは今年が最後になる予定。2006年から統一されてきた同規定で8年間、チームの“原動力”として支えてきたV8エンジンへの敬意が込められる形で、今回の名称に決まったようだ。
今年もフェルナンド・アロンソとフェリペ・マッサの布陣でタイトル奪還を目指すスクーデリア・フェラーリ。ドライバーズではアロンソ最終戦までもつれ込んだものの、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)に惜敗し2位。しかし、シーズン終盤にマッサが表彰台に登るなど大活躍したおかげで、コンストラクターズランキング2位を獲得した。
ドライバーズでは2007年(キミ・ライコネン)以降、コンストラクターズでは2008年以降、久しくタイトルを勝ち取っていない。特に昨年はあと一歩のところまでチャンピオンが見えていただけに陣営としても“今年こそ!”という意気込みで臨んでくることは間違いない。
悲願のタイトル奪還のために重要な“ハードウェア”となるフェラーリの新車「F138」は日本時間の2月1日(金)18時30分から発表。専用サイトでLIVE配信される予定だ。
[Photo:Ferrari]
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