【FSC】F・ニッポン決勝で1位だったロッテラーがまさかの失格!繰り上がりで伊沢拓也が勝利

18日に行われた富士スプリントカップのフォーミュラ・ニッポン決勝レース。好スタートでトップに立ったアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)が独走で優勝した。

しかし、レース後の車検でマシン下部にあるスキッドブロックが規定値を満たしていなかったことが判明。これによりロッテラーは失格となり、繰り上がりレースは2位だった伊沢拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が勝利を手にした。

思わぬ形で優勝した伊沢。「本当はちゃんと戦って、相手を倒した上で勝ちたかったです。ただHondaエンジン勢が富士で表彰台に登るのは久しぶりなので、ずっと開発を続けてきてくれたスタッフの皆さんに恩返しができる勝利になったと思います。」と複雑な表情を見せながらコメント。

しかし、シリーズ戦も含め、終盤の3レースで優勝できたことは本人にとっても大きな自信につながっており、来年もさらなる飛躍が期待される。

『記事:吉田 知弘』

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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