【FormulaNippon】第7戦鈴鹿:4年ぶりのPPに松田「素直に嬉しい」

フォーミュラ・ニッポン第7戦鈴鹿。決勝第1レースのポールポジションを獲得したのは松田次生(TEAM IMPUL)だった。午前中のフリー走行では3番手タイムと上々の仕上がりを見せていた松田。午後の予選になると2007・2008年にチャンピオンを獲得した時のような走りが蘇り、Q1・Q2ともにトップタイムを記録。明日の決勝第1レースはQ1の結果がそのままグリッドになるため、ここで松田が4年ぶりのポールポジション獲得が決定した。

これについて松田は「正直、嬉しいです。このスウィフト(FN09)に変わってから自分自身なかなか上手く行かなかったので、やっと結果が出ました。そして何より今シーズン僕を選んでくれた星野監督にやっと恩返しが出来たと思っています。前回のSUGOでもダンデライアン勢が速くて“そこを何としても打ち勝ってくれ!”と司令が出ていたので、今回の鈴鹿は特に意識して臨めました。それがポールポジションという形で結果になって、凄く嬉しいです」と語った

すでに今季のタイトル争いからの脱落が決定している松田。ライバル勢が1ポイントでもほしい状況下でのポールスタートについて「明日はチャンピオン争いをしているメンバーの邪魔にならないようにします。ただ、僕もF1の可夢偉選手と一緒で来年の就職先が決まっていないので(笑)とにかく目立つ走りをしたいです。」と意気込みを語った。

明日の決勝第1レースはポールポジションからスタートする松田。2008年最終戦SUGO以来、4ねんぶりとなるフォーミュラ・ニッポン優勝を目指す。

『記事:吉田 知弘』

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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