いよいよ走行セッションが開始となったF1日本グランプリ。早速、午前10時から1時間30分にわたってフリー走行1回目が行われ、ジェンソン・バトン(マクラーレン)が1分34秒507でトップタイムを記録。日本の小林可夢偉(ザウバー)は1分35秒199で5番手タイムとなった。
気温25℃、路面温度35℃。雲も殆どない快晴に恵まれた鈴鹿サーキット。今日はグランドスタンド以外がほぼ自由席ということで、どのコーナーも朝から多くのファンで埋め尽くされ、1年ぶりのF1サウンドに酔いしれていた。
今年、鈴鹿サーキットは西コース(セクター2・3部分)の路面を大幅に改修。また前回シンガポールGPとは大きく異るサーキット特性でもあるため、いつも以上にチェック走行を行なっているチームが多く、開始から40分を過ぎたところからロングランやマシンのセットアップを行なっているのが印象的だった。
その中でいち早くタイムを出したのがバトン。続いて僚友のルイス・ハミルトンも2位に続き、マクラーレン勢が好調なスタート。また昨日、引退発表をしたミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)も5番手につけ、幸先の良いスタートを切った。
いよいよ母国凱旋レースを迎える可夢偉も積極的に周回を重ね、最終的に6番手タイム。午後に行われるフリー走行2回目で、どこまでタイムアップしてくるのか、注目が集まっている。
今日は、午後にもう一度F1の走行セッションが設けられている。ここでは午前中なかなか見られなかったソフトタイヤ(黄)も登場し、大幅なタイムアップが見込めそうだ。
『記事:吉田 知弘』
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