10月3日(木)。いよいよ待ちに待ったF1日本グランプリのイベントウィークがスタートした。
午前9時00分からの特別ピットウォーク参加のために、早朝から多くのファンがあつまり、8時00分のオープン時には約200mの列ができていた。今年のピットウォークは9時00分〜11時30分まで自由に参加可能なシステム。来場したファンの多くはそのままピットウォーク待機列に並んだ。
今年もピットウォークの時間に合わせてフェラーリ、フォースインディア、トロ・ロッソなど多くのチームがタイヤ交換の練習を行い、多くのファンが足を止めて、目の前で披露される世界最高峰の技に釘付けとなっていた。
各チームのガレージでは明日から始まる日本グランプリに向けての最終調整が行われており、それぞれお目当てのチームの前でマシンやタイヤなど、普段はテレビでしか観ることのできない機材を写真に収めていた。
また、今年は東コース限定でコースウォークも行われ、こちらも大盛況。実際にF1マシンが走るコースをファン自身の足で歩き、縁石やコース横の看板などを写真に収めていた他、ランニングコースと参加し、何周も東コースを走るファンをいるなど、楽しみ方は様々だった。
そしてドライバーたちも続々と鈴鹿サーキットに到着。ピットウォーク中に現王者のセバスチャン・ベッテル(レッドブル)やマクラーレン移籍が決まったセルジオ・ペレス(ザウバー)が登場。コース下見に歩いていった。
またミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)は自転車でサーキット入り。そのままコースの下見もそのまま自転車で行なっていた。
大盛況のうちに、特別ピットウォークもあっという間に終了。続いてお子様とそのご家族を対象としたJr&ファミリーピットウォークも行われ、こちらも元気な子供たちがピットロードに集合。先ほどまでのピットウォークセッションに負けない盛り上がりを見せた。中には小林可夢偉(ザウバー)をはじめ、各チームのドライバーやメカニックへ応援フラッグを手作りしてきて、「可夢偉せんしゅ〜!!」とピットに向かって呼び掛け、本人が出てこないかと待っている姿も印象的だった。
レース前日の木曜日から熱気に包まれている鈴鹿サーキット。この後はドライバーサイン会の当選者が発表され、16時00分からドライバー全員が集まってのサイン会が行われる。
『記事:吉田 知弘』
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