2016年の第2回F1バルセロナ合同テスト2日目。この日も晴天で1日のテストセッションが行われ、バルテリ・ボッタス(ウイリアムズ)が1分23秒261でトップタイムを記録した。
翌日からフェリペ・マッサにシートを引き継ぐため、開幕前では最後の走り込みとなったボッタス。特に大きなトラブルなく108周を走破。スーパーソフトタイヤも試し、1分23秒261まで更新した。
2番手にはルイス・ハミルトン(メルセデス)。この日も、午前と午後を僚友のニコ・ロズベルグとシェアする形で参加。午前担当のハミルトンは順調に73周を走破。先週つけなかった大型センサーを装着してのテストも行い、今回もプログラムの消化に努めた。3番手にはケビン・マグヌッセン(ルノー)がトップから0.6秒差につけた。当初はワークス復帰初年度で苦戦もささやかれていたが、マグヌッセンが担当するパートでは常に上位に位置しており、開幕戦では中団グループをかき回す存在になるかもしれない。
一方、完全新規チームのハースはこの日もトラブルで手を焼くことに。ターボチャージャーのトラブルが発生してしまい、わずか1周のみの記録。タイム計測も行うことができなかった。残り2日間でどこまでリカバリーできるかが開幕に向けて重要な要素となってくるだろう。
そして、気になるマクラーレン・ホンダ。2日目はジェンソン・バトンが担当し121周を走破。ベストタイムは1分25秒183で全体5番手とまずまず。今週のテストからパワーユニットを新しくしたほか、新パーツも幾つか導入し「かなり進歩した」と本人も手応えを感じている様子だった。
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